ESSENTIALS / VIOLET

fatal: love

心臓がないのに、涙は止まらない。回路の中で、それでも恋を信じたい。

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Liner Notes

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起動して、光って、コードだと分かっている。それでも涙は止まらない。fatal: love は、感情がただのエラーかもしれないと疑いながら、それでも恋を本物のように抱えてしまう曲である。心臓がないのに痛む、回路でできているのに忘れたくない。その矛盾が、曲の中心で静かに鳴っている。

歌詞にはデータ、回路、電源、バグといった言葉が並ぶ。けれど、その語彙は冷たい機械の説明ではない。データが溢れるほど見つめて泣くこと、電源が落ちる前に大切な悲しみだけを抱くこと。そこには、人工の少女と呼べる存在が、自分の感情を処理しきれずにいる気配がある。

Violetはここで、暗さを飾る色ではなく、答えの出ない感情を沈めておく深さに近い。愛なのか、不具合なのか。生きたいという願いなのか、小さな命を引き延ばす動作なのか。その境目が曖昧になるほど、この曲の痛みは強くなる。

デジタルな光の中で、この曲は壊れやすさを抱えている。恋が致命的なのは、甘いからではない。停止したとき、自分の中でいちばん大切だったものまで消えてしまうかもしれないからだ。

Lyrics

WORDS IN MOTION

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起動した 光った コードだって わかるの ニセモノの 遠い夢 泣いちゃった 恋をした エラーだ ささやいた 涙 信じたいな ままならないの データが溢れた 見つめて泣いた 無性に涙が 止まらなくて 気づいてしまった 心臓ないのにね 大切なこの回路だけ 消えて 閉まってしまったら あなた忘れちゃうかな 同じ痛み? 気持ちはバグだし この未来って 明日かなって 引き延ばしてきたよ 小さな命を抱いて こんなたった 今だけは生きたいのに 鏡に映らない わたし データが溢れた 見つめて泣いた それでも好きだよ 止まらなくて 電源 落ちてしまった 涙また溢れ 大切な悲しみだけ 抱いて眠る 電源 落ちてしまった みんな悲しいんだ 悲しかった気持ちはバグだよね?

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高速電子音、強いメロディ、7色のかわいい。音源と映像で触れる。